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2008/05/02に書いた日記

「大道寺さんって兄弟とかいるんですか?」
俺は何気なく聞いてみた。
「いるよ、妹が十二人」
「えっ!?マジですか??十二人もいるんですか!?」
そんなにいたらテレビにも出られそうな大家族だ。
しかも大道寺さん以外女の子ばっかりというのもすごいものだ。
大道寺さんはそんなことを真顔でしれっと言うから俺は信じてしまった。
だってそんな嘘をつく意味がないじゃないか?!
「じゃあ大道寺さんは長男ですか?」
「そうだよ、お兄ちゃん。いいでしょ?」
俺はもはや完全に信じてしまっていたんだよ。
って言うか、『いいでしょ?』って何を自慢してるんだ??

「君は冗談が理解できないのかい?」
と大道寺さんが表情も変えずに言った。
「え?何がですか??」
まさか妹が十二人もいるだなんて事が冗談だとは思わなかった。
って言うか、どうして十二人という人数でなければいけなかったのか、
俺にはその訳さえわからなかった。
「何でそんな嘘つくんですか?」
と思うのは当然でしょ?
「君はものを知らなすぎるようだね。もっと勉強した方がいいよ?
妹といえば十二人って常識でしょ!」
「知らないって何をですか?とりあえず、そんな常識は知りませんよ…?」
「シスプリだよ?シスター・プリンセスだよ!
世界中の妹のお兄ちゃんになるっていう野望を抱くことは、
オタクならみんな一度は通る道だよ」
「いやいや…俺はオタクじゃないですから…。
って言うか、そんなに妹がいたらエンゲル係数が低くなりますよ??
フィギュアもDVDボックスも初回限定版もない生活を送る羽目になるんですよ?」
大道寺さん、オタクのあなたならそんな生活は我慢できないはずですよね?

それにしても、普通知らないだろう!?
妹が十二人も登場する作品の存在を知っていることを前提にした冗談なんて言われても、
普通わかんないだろ??
あの人はひょっとして妄想壁とかある危ない人なのか??
    

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