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エンジンオイルの交換方法


上抜き

上抜きとは、写真の様にボンネットを開け、 オイルのレベルゲージからエンジンオイルを抜き取る方法です。 この方法なら車をジャッキアップしたり、車の下に潜り込んだりする必要がありません。 ボンネットを開けるだけでエンジンオイルの交換ができてしてしまいます。 しかし、交換できるのはエンジンオイルだけで、オイルエレメントは交換できません。 オイルエレメントを交換する場合はやはり車の下に潜る必要があります。

また、排出するエンジンオイルを吸い出すための道具も必要です。 写真に写っている白い球状の物がそれです。 これは上のハンドポンプを使ってエンジンオイルを吸い出すためのものです。 Astroproductsで5千円くらいで買ったものです。 これについている細いホースをエンジンオイルのレベルゲージの穴から差し込み、 ハンドポンプで吸い出すだけの手軽さです。

下抜き

下抜きとは車の下に潜り込み、ドレンボルトを外して排油を排出する方法です。 排出が終わった後、ボンネットを開けて注油する必要があります。

この方法の場合、車の下に潜り込むための設備や道具が必要です。 例えばガレージジャッキとリジッドラックなどの道具か、 リフトなどの設備が必要です。 他に新しいガスケット、レンチ、排油受け等が必要になります。

どっちの方法が良い?

どちらが良いかはともかく、 オイルエレメントも自分で交換することを考えているなら、 下抜きで交換できるようにしておくべきでしょう。 オイルエレメントを交換する際には下に潜らなければなりません。 オイルエレメントを外してしまえば必然的に下抜きになってしまいますから。 オイルエレメントの交換は業者に頼むつもりなら下抜きができなくても問題ないでしょう。

必要な道具は?

下抜きをするにはガレージジャッキやリジッドラック、 あるいはリフトなどの物が必要になります。 しかしこれらのものはミッションオイルやデフオイル交換の際などにも使用できます。 また、様々なメンテナンスを自分ですることを考えているなら、 車の下に潜り込む機会は多くなります。 したがって車の下に潜り込むための道具も利用機会が多くなります。 そろえておいて損はないでしょう。

一方の上抜きのための道具は、 エンジンオイルの上抜き以外に使用することはあまりないでしょう。 まぁ使用者のアイデア次第ですが。 しかし、これはあると便利です。 新しいオイルを注油する際、つい入れすぎてしまったら…。 少しだけオイルを抜き取りたい、そんな時にとても重宝します。 下抜きでは排出するオイルの量をコントロールするのが難しいですから。

手軽なのは?

上抜きは下に潜り込む手間がかかりません。 排油をかぶってしまうリスクもありません。 車に押し潰されるリスクもありません。 しっかりとリジッドラック等で車を支えてから潜り込むのが基本ではありますが、 しかしやはりジャッキが外れてしまったら… と言うリスクが皆無なわけでもありません。 もしもそんな時に大地震が発生したら… という可能性もあり得ないことではありませんから。

排油の排出性は?

オイル交換をする場合、できるだけ古いオイルを排出して、 少しでも多く新しいオイルに入れ替えるのが基本です。 従って、古いオイルをたくさん抜き取れる方法の方が良いといえます。

排出したオイルの量を計って比較したわけではありませんが、 私の感覚では下抜きの方がよりたくさん排油が排出できると思います。 特にオイルエレメントまで外した場合はなおさらです。

しかし多少古いオイルが残っていたからといって、 すぐに何かの不具合が発生するわけではありませんから。 オイル交換2回に1度は下抜きでオイルエレメントを交換することを考えれば、 一度くらい上抜きをして排油の排出量が少しばかり多くても問題ないでしょう?

結論は?

いろいろなメンテナンスを自分ですることを考えている人は、 まず下抜きをできるようにすることをお薦めします。 上抜きはその次で良いでしょう。

エンジンオイルだけ自分で手軽に交換してオイルエレメントは業者任せ、 と考えている人はエンジンオイルの交換も業者に任せてしまった方が良いでしょう。 よほど工賃の高い業者に頼んでいる場合はともかく、 工具を買ったり、手間や時間がかかったりする事をかんがえれば、 金銭的メリットは小さいでしょう。むしろ金銭的には損をしているかもしれません。


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