私が買ったのはレカロのフルバケットシート。 RS-G のASM Limitedと言うもの (たぶんASMだったと思うけど、ひょっとしたら違うかも)。
このタイプのシートにはRS-GとRS-Wがあって、 両者の違いは材質。 RS-Wはカーボン製で、RS-Gはグラスファイバー製です。 私が選んだのはグラスファイバー製の方。 カーボン製にしなかったのは金銭的理由から。 ASM Limitedはノーマルに比べて、 2万円近く高くなっています。 その代わり、生地がメッシュだったり、 サイドサポート部に滑べり止めがあったり、 太股部分が分割式だったり、 若干上質感があったりします。 フルバケットは蒸れやすいらしいので、 メッシュにしました。
このRS-G/Wの特徴として、RECAROのサイトにこう書かれていました。 「ラリーやジムカーナ、ドリフトに不可欠な機敏なステアリング操作と 広い視界を確保した、新世代モータースポーツシェル。 」 私はジムカーナをメインにするつもりなので、これを選択しました。
RECAROのフルバケットということで、 とても座り心地が良いです。 座ったときのフィット感は純正シートと比べると 驚くほどです。まるで吸いつく様、と言うと言い過ぎでしょうか? ちなみに、助手席は純正シートです。金銭的理由から。
取り外した純正シートと、取り付け前のRS-Gを持ってみて 重さを比べてみました。 二つ並べて持ち比べたわけではないのですが。 しかし、その重量の差は歴然でした。 RS-Gの方が半分くらいに軽くなっている感じです。 カーボン製は一体どれほど軽いのだろう?? と思ってしまうほどでした。 これなら助手席も替えた方が軽量化になったんじゃないかな? と思うほど。 まぁお金がないので私には運転席をグラスファイバー製に替えるので 精一杯です。 ちなみに、電動パワーシートが着いているLEGACY等の純正シートの場合 もっと重くなるそうです。
サイドサポートの張り出しなどは比較的抑えられたタイプのようです。 と、言うのもジムカーナやドリフト走行では 走行中にサイドブレーキを引くこともあるため、 サイドサポート部の張り出しはかなり重要なポイントです。 サイドサポート部の張り出しが大きいものだと、 サイドブレーキの操作などに支障がでそうです。 人によってはシフト操作にも影響があるかもしれません。
ドライビングポジションが結構下がります。 もっとも、これは装着する車種によって、 そして使用するベースフレームによって差はありますが。 インプレッサはその気になればものすごく ドライビングポジションを落とすことができるそうです。 ただ、そうすると小さな私では前が見えなくなってしまうので あまり下げていません。 それでも、純正シートのときよりも低くなりましたが。 シートから背を浮かせて体を乗り出さないと、 ボンネットが見えません。 インプレッサ特有の巨大なエアインテークの張り出しは見えますが。
写真を見てわかる通り、 TAKATAの4点式シートベルトも同時に購入しました。 それについてはこちらのページを見て下さい。
これは購入したその日に書いた感想です。
サイドサポート部の張り出しは控えめとは言うものの、 やはり純正シートのそれに比べると張り出しが大きいです。 サイドブレーキを引くとき、 シフト操作をするとき、やはり少し腕があたります。 気にはなりますが、慣れの問題でしょうか。 ドライビングポジションによって 変わってくるので、体格などによって差はあると思いますが。
素晴らしいです。 タイヤが鳴くほどのコーナリングの横Gがかかっても 体をシートに委ねていれば運転に集中できます。 ステアリングにしがみついたり、足でふんばったり、 足を壁にこすりつけながら必死に横Gと格闘する必要は もうありません。 そして体にぴったりフィットする感覚は 素晴らしいです。 これならどんな横Gが襲ってきても怖くありません。 がんがんコーナーを攻められます。
悪いです。純正シートの場合でも、乗り込むには少し 体を屈めたりする必要があったのですが これはその比ではありません。 乗ると言うよりも乗り込むという感じ。 流行のコンパクトカーや軽自動車の、腰を降ろせばそこにシートがある的な、 乗り降りしやすいシートに慣れた人は驚くことでしょう。 このシートは、体型によってはシートを一番後ろにスライドさせて 乗降する必要があるかもしれません。 って言うか、あまり大きな体だと、お尻がシートに収まらないかも…? 私の細い足ならシートの張り出し部分とステアリングの間を 通ることができるのでシートをスライドさせる必要はないのですが。 その分ホールド性が高いのでしょう。
ドライビングポジションは下がりました。 そして太股がシートのクッションに接触するようにした方が 疲れにくいとアドバイスをもらったのでその様にしました。 クラッチを踏んだときにやや足が延び切る感じが良いそうです。 このドライビングポジションの低さはスポーツカーっぽい感じです。 でも、その分前は見にくくなりました。 ボンネットは巨大なエアインテーク以外見えません。 狭いところでの取り回しには苦労しそうです。 体を乗り出す感じにしないといけないかもしれません。 まぁその辺は割り切りですが。 ただ、ドライビングポジションが変わったせいか、 車幅感覚が掴みにくくなったようです。 慣れの問題でしょうか。 普通に車線の中を走るだけなのに気をつかいます。 そして、シート高が下がったせいか、スピード感が変わりました。 なんだかいつも以上にスピードがでている感じですが、 実際は何時もよりも遅かったりします…。 これも慣れでしょう。 まぁベストなドライビングポジションはしばらく乗って じっくりと見付けましょう。
まだ長距離は走っていないのですが、 でも疲れなさそうな感じはします。 ドライビングポジションの変化に慣れるまでは 精神的に疲れますが。 そして路面の状態をよりはっきりと伝えてくれるようになりました。 でも、逆に高速道路の路面の継目を乗り越えた程度の 振動でも、ドスンとシートを通して伝わってきます。 純正シートならばクッションが吸収してくれていた衝撃も 伝わってきます。
近頃は車上荒しに車内の高級パーツが狙われます。 カーナビ、オーディオ、そして高価なシートも例外ではないでしょう。 盗難防止対策はしっかりととっておきたいものです。 ほんとは真っ赤なシートが欲しかったのですが、 あまり目立って目を付けられるのも… なんて思って黒色にしました。 まぁ黒色もなかなかいいかな、と気に入っていますが。
やはり一度購入しようとしているシートに座ってみることをお薦めします。 シートが装着されている車に乗って、一度運転できれば理想的なのですが。 サーキットやジムカーナやドリフト等の走行会に行けば フルバケットシートの装着率が高いです。 お友達を作って試乗させてもらうと参考になるでしょう。
運転はできなくても、自分のドライビングポジションに合わせてみるだけでも 良いでしょう。 シート高や、サイドブレーキやミッションのシフトレバーの操作性などが わかるはずです。 特にドリフトやジムカーナでサイドブレーキを走行中に 使用する場合はサイドサポートが操作の邪魔にならないか 確認しておくべきでしょう。
少なくとも、一度購入を考えているシートに座ってみましょう。 体に合わなかったり、 こんなはずじゃなかったと後悔するようなことにならないように。 無難に作られている標準装着のシートとは違い、 かなり特徴のあるシートですから。 特にフルバケットシートはリクライニングもしないので、 やはり一度座って自分に合うかどうか確認するべきでしょう。
シートの中には保安基準を満たしていない、 競技専用のものもあります。 そんなのを間違って購入してしまわないようにするのはもちろん、 自分の使用目的を考えて選びましょう。 例えば、前述のサイドブレーキの操作性など。 私の購入したRS-Gはドリフトやジムカーナでの使用を 考慮して作られたもののようです。 したがって、サイドブレーキの操作性も考慮されています。 逆に、そんなことよりももっとホールド性を求めるなら、 そんなシートもあるはずです。 一見どれも同じように見えても実は結構違います。 自分の使用目的を考えて選ぶべきでしょう。
STIからもフルバケットシートが発売されています。 こちらもRECAROと共同開発したものだそうです。 http://www.subaru-sti.co.jp/parts/gdf_impreza/cat5.html インプレッサ用ですが。 メーカー系チューナーのSTI製と言うことで 悩んだのですが、結局RECAROにしてしまいました。 実際に座ってみて感動して衝動買いと言うか。 STIシートは座る機会がなかったので。 あと、価格的な部分とか。 ジムカーナ使用を意識しているかなどを考慮して、 RS-Gにしました。
BRIDやSPARCO等の他車製シートも少しは考えたのですが、 RECAROのブランド名が勝ってしまいました。 ホールド性が高いのはもちろん、 長い間運転しても疲れないという辺りも重要なポイントだったので。 数百kmほど連続で走行することもあるので、 やはり疲れるかどうかは重要です。 フルバケットシートとは言えRECAROならそのあたりも ぬかりはないだろうと信じて。
やはり素晴らしいです。 ホールド性はもちろん乗り心地も。
ホールド性はとても高く、 峠はもちろんジムカーナで頑張ったって 安心して体を預けられます。 もう横Gが怖くありません。 ドライバーは運転に集中できます。 足にや腕に余計な力が入らなくなると、 ステアリング操作やペダル操作がより正確になるでしょう。 そして今までできなかった走りができます。 車の性能は上がっていなくても、 車は確実に速くなった気がします。気のせいかもしれませんが。 やはり運転に集中できることによって、 車の性能をより引き出せるようになったということでしょうか。
乗り心地はとても心地良いです。 体を包み込んでくれるような感じがとっても気持ちよくって落ち着きます。 ダイレクトに伝わって来る振動も慣れれば気にならないどころか、 路面の様子が良くわかる感じでむしろ良いくらい。 安心して攻め込めます。 他のシートが羨ましくなくなるシートです。
ドライビングポジションの低さも慣れれば全く気になりません。 むしろシート高の高い車に違和感を覚えるくらい。 車幅感覚は目視確認と言うよりも、 勘に頼る部分も多いですからね。 ただ、急な下り勾配だと、道路が視界から消えてしまって 少し不安です。 立体駐車場の急なスロープを下り始める直前とか。
オートバックス走り屋天国セコハン市場の京都八幡店です。 RECAROの正規取扱い店が中にあって、 シートがいくつも展示してありました。 そこで試乗して選びました。 私が買いに行ったゴールデンウィークは ちょうど取り付け工賃無料に純正シートも送料無料で 家に送ってくれるキャンペーン期間中だったので。 他にもRECAROシートを試着できる店舗はありますよ。
ついでに一緒に購入した4点式シートベルトも ついでに工賃無料で取り付けてくれました。 取り付け中のミスなのか、もともとあった傷だったのか、 センターコンソール後方のサイド部分に小さな傷が…。 ひょっとしたら作業中に付けた可能性があるので 新しい部品を取り寄せて交換しますが…? って言われたけれど、またここまで来るのも面倒だったし、 本当に小さな傷でいつもはシートの影に隠れているし、 何よりもいずれは軽量化のために内装は全部取り払うつもりでもいたし、 まぁ良いですよって事にしました。 それにしても、わざわざ報告してくれるんですね、そんなことまで。 さすがにボディの傷だったらどんなに些細なものでも、 まぁ良いですよとは言えないんですが…。