|
ディストリビューションとは何かを語るにはまず、
Linuxとは何かと言うお話をはじめましょう。
LinuxとはOSです。
昔、昔、フィンランドのヘルシンキ大学にLinus Torvaldsと言う者がいました。
なんてところから書くと長くなりすぎるので割愛させて頂きます。
よろしいでしょうか?よろしいですね。文句が無いようなので話を勧めましょう。
OSとは言ってもOSの核となるカーネルと呼ばれる部分しかありません。
記憶管理とか入出力管理とかデータ管理とかタスク管理とかをするのが
カーネルです。本来はこのカーネルの部分をLinuxと呼びます。
しかし、これだけでは知識のある人しか使用できないでしょう。
WindowsもOSです。これにはもちろん核となるカーネルがあります。
さらに、ユーザーインターフェイスを備えています。
簡単にWindowsのインストールが出来るように、インストーラーも備えています。
OSの起動させるブートローダーもあります。
ブラウザまで組み込んでいたりしました。(今は止めたのかな?)
この様に、カーネル以外にもいくつものアプリケーションがくっついてWindows
と呼ばれるわけです。
Linuxにはカーネルしかありません。
しかし、皆さんのLinux機にはカーネル以外のさまざまなアプリケーションが
あるはずです。このページを見ているブラウザや、GUIや、
LILOまたはGRUBなどのブートローダーなど。
そこで登場するのがディストリビューションです。
Linuxのカーネルを取ってきて、手を加え、
インストーラーを用意し、日本語のフォントを用意し、
かな漢字変換ソフトを用意し、日本語FEPを用意し、
ブラウザや、GUIなどのアプリケーションを用意し、
それらをまとめて一つのパッケージにしたもの。
それがディストリビューションです。
ディストリビューションにはReHatLinuxや、
TurbolinuxやVineLinuxやFudoraCoreなどがあります。
もちろんその他にもたくさんありますし、
知識があれば自分のディストリビューションを作ることも出来ます。
このディストリビューションのおかげで、
いくつかの設定をするだけで簡単にLinuxが導入できるわけです。
中には自分でLinuxをインストールしたと言う人もいるでしょうが、
知識と手間と時間が必要となります。
なので、通常はディストリビューションを利用します。
雑誌などの付録についているCD-ROMに収録されていたり、
インターネットからダウンロードしたりして利用します。
ディストリビューションには似ているものもあれば、
全然違ったものもあります。
それはディストリビューションを作るディストリビューターが、
そのように設定したりするからです。
これはRedHatLinuxをベースに開発しましたと言うようなものもあれば、
カーネルにまで変更を加え、
収録するアプリケーションまで変えれば全然違うものに見えることもあります。
難しいものからWindowsを真似て使いやすくしたものまで様々です。
|